11.24.00:02
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11.04.20:27
ざわざわする。
最近居候させてもらっているお店。
その窓のふちに片足を立て座り、足にはキノコのビーズクッションが乗っていた。
決戦の後、勝利の雰囲気に沸き立っていた気持ちが
告げられた言葉によって一気に冷えた。
どんな状況でも、強がってでも笑顔を作れるつもりでいたのに…
「らしくねー…」
ポスリと、クッションに顔をうずめる。
少しの間だけ
少しだけ時間があればまたいつものように…。
戦場で見かけた白と灰色の似た者同士の二人もきっと向かうだろう。
「よし、行くか。」
クッションから顔を上げつぶやくと
動く前に空を見上げる。
どの世界にもつながる空
全てにつながる空
同じ空の下、いつもの姿があると信じて
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