11.24.00:26
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03.06.03:44
眠れぬ夜
青の光をつれてエルフヘイムの森を行く。
明日は戦い。
以前にも大きな戦いは経験したが、やはり慣れることのできない戦い前夜。
先が見えぬ不安
主様を利用した奴への怒り
……あいつだけは絶対に許さない。
そんな言葉が心に浮かび、自分の中にこんな感情があったのかと額に手をあて苦笑する。
軽く息をはき、廃屋のベッドから起き上がると森へ向かった。
少しでも心を落ち着かせるために。
心のざわつきを感じ取ったのか青の光が現れ『私の定位』とでも言うように肩にとまる。
その存在だけで少し落ち着けた気がした。
今も昔も変わらない。
オレが泣いたり落ち込んだりすると、すぐに出てきて何も言わず傍らにいた。
小さくクスリと笑い青の胸元を軽く撫でる。
少し落ち着いた心。
しかしその心に、今度は『心配』の芽が出る。
今までの戦いでは誰かしら大切な仲間たちと一緒だった。
しかし今回、一緒には行動しない。
側にいれないからこそ大切な人たちが心配になる。
髪を撫でる冷たい風に、声にしない願いをそっとのせた。
みんな無事で
笑って会えたらいいな
明日は戦い。
以前にも大きな戦いは経験したが、やはり慣れることのできない戦い前夜。
先が見えぬ不安
主様を利用した奴への怒り
……あいつだけは絶対に許さない。
そんな言葉が心に浮かび、自分の中にこんな感情があったのかと額に手をあて苦笑する。
軽く息をはき、廃屋のベッドから起き上がると森へ向かった。
少しでも心を落ち着かせるために。
心のざわつきを感じ取ったのか青の光が現れ『私の定位』とでも言うように肩にとまる。
その存在だけで少し落ち着けた気がした。
今も昔も変わらない。
オレが泣いたり落ち込んだりすると、すぐに出てきて何も言わず傍らにいた。
小さくクスリと笑い青の胸元を軽く撫でる。
少し落ち着いた心。
しかしその心に、今度は『心配』の芽が出る。
今までの戦いでは誰かしら大切な仲間たちと一緒だった。
しかし今回、一緒には行動しない。
側にいれないからこそ大切な人たちが心配になる。
髪を撫でる冷たい風に、声にしない願いをそっとのせた。
みんな無事で
笑って会えたらいいな
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